越谷市のまちづくり市民懇談会の2回目に参加して参りました。
そこで多くの市民の声として洪水や浸水が上がりましたので記事にしてみました。
昨年令和5年6月の台風2号では全国ニュースに越谷が取り上げられるなど市民の記憶に強く残っていることを実感!
そこで市役所の河川課に電話をして具体的な場所、原因、対応策について伺ったことをまとめます。
下図は市役所ホーム頁に載っている昨年の浸水エリアです。(予想していた報告書があり越谷市役所の情報公開がすすんでいることを実感。記事番号5990です=ホームページで検索するとすぐに出てきます)
https://www.city.koshigaya.saitama.jp/anzen_anshin/bosai/kasenchisui/files/R5shinsui.pdf
👆浸水マップのありか
それでは具体的に見て行きたいと思います。(以下は担当者の話を聞いた上での私個人の見解です)
特に低地で毎度浸水で有名で度々ニュースに。現在、県による新方川への排水ポンプ設置工事が行われています。
②弥十郎地区
ここも有名。というか近所だからか。地元のスーパーが浸水被害で閉店を余儀なくされた模様。現在はビッグエーが入り復活。
またこの地区にお住まいの方の話では新築は50cmの底上げが義務付けられているらしいです。
③花田地区
高級住宅街のイメージがあり浸水はないと思っていたが新方川沿いには変わりなく低地。
④宮本赤山地区
古い街ではあるがここも浸水の定番らしい。この地域の排水は出羽用水路と通じて南部に流れる綾瀬川に通じるのだが上流域が満水状態になるとここに排水できないため浸水することになる。
⑤綾瀬川沿い東部
上記同様、上流域満水で県から排水ポンプが一時的に止めらることがある。
⑥元荒川沿いあちこち
上記同様、上流域満水で県から排水ポンプが一時的に止めらることがある。
※因みに今回はポンプを動かす市の電源装置に不具合起こって排水が遅れた事象があったとのこと。
キーワードとポイント
内水(ないすい)豪雨などで住宅エリアの雨水の排水が間に合わず水かさが上がっていきます。川からの水ではありません。
県や国との連携 防災は県や国からの情報や指示により決められたものが市町村に降りてくることが多いのです。実際下流域においては上流域の情報を元に警報が出されることがあります。市の対策として以下の2つが進められているようです。①水没しやすい道路にセンサーを設置②田んぼダム構想。これらは別記事でまた報告させて頂きます。
以上のようなことを知ると市民から集団移転とか春日部にあるような地下宮殿(貯水)の案が出てくるのも納得します。
川が多く地盤の低い越谷市。今まで浸水がなくても線状降水帯のような集中豪雨があれば被害を受けるかもしれません。
防災マップなどで今一度調べて家族や近所の方と話題にして対応を考えてみてはいかがでしょうか。